今回は、アフターエフェクトを使う上で、基本的なよく使うショートカットキーのみをピックアップしてご紹介します。
アフターエフェクトには、多くのショートカットキーが存在します。
作業を効率化するためには欠かせないので、早めに習得しておきましょう。
意識的に覚えようとしないと、ついついマウスで操作しがちになると思います。
全て覚える必要はないと思うので、まず基本的なものを覚えて、それ以外で自分がよく使うものをピックアップしてみましょう!
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目次
コンポジションに関するショートカットキー
コンポジション設定
(command/Ctrl)+K
作成したコンポジションの尺や解像度などを変更したい時に使います。
ちなみに、コンポジション設定のポップアップが表示された状態で、tabキーを押すと指定しているカーソルがどんどん下へ
移動するので覚えておきましょう。
プリコンポーズ
(command/Ctrl)+shit+C
レイヤーを整理するために一つにまとめたり、後から画像などを置き換えられるようにする時に使います。
コンポジションの階層を移動
tab+←or→
プリコンポーズしたコンポジションの中に入って、元のコンポジションの方に移動したい時に使います。
←は上の階層に、→は下の階層に移動です。
レイヤーに関するショートカットキー
各プロパティを開く
位置:P スケール:S 回転:R 不透明度:T
アニメーションさせる時などに使います。
レイヤーのキーフレームを開く
U
レイヤーにキーフレームが打たれている箇所のみタブが開きます。
マスクを開く
M
マスクを調整するタブを開く時に使います。
Mを2回連続で押すと、全てのマスクタブが開かれます。
レイヤーを他の素材に置き換える
(option/Alt)+ドラック
位置や大きさ、キーフレームなど全て変化させず、素材のみ入れ替えたい時に使います。
置き換えたいレイヤーを先にクリックして、置き換える素材を(option/Alt)押しながらレイヤーへドラックしてください。
レイヤーの重なりを変える
(command/Ctrl)+(option/Alt)+↑or↓
レイヤーの重なりを上下、入れ替えたい時に使います。
一番上のレイヤーにしたい時は、(command+Ctrl)+(option/Alt)+shift+↑で、
一番下のレイヤーにしたい時は、(command+Ctrl)+(option/Alt)+shift+↓です。
素材をコンポジションサイズにフィット
(command/Ctrl)+(option/Alt)+F
縦幅のみフィットさせたい時は、(command+Ctrl)+shift+Gで、
横幅のみフィットさせる時は、(command+Ctrl)+shift+Fです。
新規平面
(command/Ctrl)+Y
背景に平面を出したり、パーティクルなどのエフェクトを掛ける時に使います。
平面の色や大きさを変えたい時は、(command+Ctrl)+shift+Yで変更可能です。
新規ヌルオブジェクト
(command/Ctrl)+(option/Alt)+shift+Y
同時に複数のレイヤーにキーフレームを打つ時に使用します。
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タイムラインに関するショートカットキー
1フレーム移動
(command/Ctrl)+←or→
インジケーターを1フレーム移動させる時に使います。
10フレーム進めたい時は、(command+Ctrl)+shift+←or→で移動可能です。
キーフレームを移動
(option/Alt)+←or→
移動させたいキーフレームを選択してください。
キーフレームを1フレーム移動させる時に使います。
10フレーム進めたい時は、(option/Alt)+shift+←or→で移動可能です。
イジージーズ
F9
Macの方でF9でショートカットできない場合は、システム環境設定のキーボードから
ファンクションキーを有効にしてみてください。
レイヤーをカット
(option/Alt)+[ or ]
インジケーターをレイヤーのカットしたい部分に持っていってからカットします。
インジケーターから1フレームはみ出してカットされるので注意してください。
レイヤーを2つにカット
(option/Alt)+shift+D
レイヤーを2つに分けてカットしたい時に使います。
2つに分けた後、そのままデリートすると、上記のレイヤーをカットと同じ役割にもなります。
こちらは、インジケーターの部分からはみ出さずにカットされるのでおすすめです。
レイヤーの始まり・終わりを移動
任意の場所にインジケーターを合わせる+[ or ]
インジケーターにレイヤーの頭を合わせたい時は、[
終わりを合わせたい時は、]です。
アニメーションキーフレームを打つ
(option/Alt)+shift+位置:P スケール:S 回転:R 不透明度:T
インジケーターでアニメーションのキーフレームを打ちたい時に使います。
タイムラインを拡大・縮小
~ or =
キーフレームを打つときやレイヤーの時間軸を移動させる時に、見やすくするために
タイムラインを拡大・縮小する時に使います。
タイムラインのイン・アウト
BorN
タイムラインのイン・アウトを決めることで、プレビュー範囲や書き出し範囲を指定することができます。
イン点はBで、アウト点はNです。
書き出しに関するショートカットキー
レンダーキューに追加
(command/Ctrl)+shift+/
コンポジジョンをレンダーキューで書き出す時に使います。
メディアエンコーダーに追加
(command/Ctrl)+(option/Alt)+M
メディアエンコーダーで書き出す方法です。
アフターエフェクトのレンダーキューでは、mp4形式で書き出せないのでこちらを使います。
画像書き出し
(command/Ctrl)+(option/Alt)+S
インジケータの場所で画像を書き出したい時などに使います。
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まとめ
アフターエフェクトのよく使うキーフレームを紹介してきましたが、
1度に覚えることは難しいので、少しずつ使ってみましょう。
1つのショートカットキーは、ほんの些細なことかもしれませんが、積み重なると大きな時間を無駄にしてしまいます。
ぜひ、習得して作業を効率できるようにしましょう!