アフターエフェクトで作成したロゴアニメーションやテロップなどを背景透過のままで書き出しする方法について紹介します。
複数の動画で使い回すようなアニメーション素材は、背景透過で書き出しておいて動画素材として持っておくと便利なのでぜひ活用してみてください。
アフターエフェクトで作成したものをmp4で書き出す方法の記事もあります。
合わせて読んで頂けると嬉しいです!
ちなみに、背景透過で書き出す場合は、.mp4データでは背景透過は不可能です。。
背景透過の書き出しは、下記方法で行いましょう!
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目次
アフターエフェクトから背景透過で書き出す方法とは?
コンポジションでワークエリアを指定
こちらは、通常のmp4等の書き出し時も一緒です。
まず、書き出したい範囲を指定します。
書き出したいコンポジションを開きましょう。
そして、書き出したい部分(秒数間)をタイムラインのワークエリアを指定してください。
ワークエリアの指定方法は、
書き出したい秒数の初めにタイムインジケーターを持っていく→キーボードのBを入力
↓
書き出し終わりにしたい秒数にタイムインジケーターを持っていく→キーボードのNを入力
そうすると、タイムライン上が書き出したい秒数部分で、薄く白色に変わったと思います。
ここでの注意として、終わりの指定する時は、終わりにしたい1フレーム前でNを入力してください。
なぜかというと、Nを入力した1フレーム後でワーク指定になります。
少しややこしいですよね。笑
レンダーキューを追加する
書き出したいワークエリアを指定した後は、レンダーキューに追加します。
[ファイル]→[書き出し]→[レンダーキューに追加]を選択します。
書き出し形式を決める
レンダーキューに追加すると画面下にレンダリングの設定が表示されます。
書き出したいファイルを選択して、ロレンス圧縮をクリックしてください。
出力モジュール設定のポップアップが表示されるので、形式ファイルの設定をします。
形式はQuickTimeを選択出します。
QuickTimeを選択すると、チャンネルがRGB+アルファを選択できるようになるのでクリックしてください。
チャンネルをRGB+アルファに選択することで、背景透過で書き出すことが出来ます。
また、右側にある、形式オプションをクリックしてください。
初期設定のビデオコーデックは、アニメーションになっていると思います。
その部分をApple ProRes4444に変更します。
アニメーションでも背景透過で書き出し可能ですが、無駄にファイル容量が大きくなってしまいます。
ですので、ビデオコーデックは、アニメーションよりApple ProRes4444の方がベターです。
出力設定では、書き出したいファイル名や場所を指定します。
外付けHDDやPC内のファイルを選択しましょう。
書き出しを開始する
全ての設定を終えて、レンダリングをクリックすると書き出しを開始になります。
書き出しを便利にする豆知識
書き出しの設定をあらかじめプリセットとして保存することができます。
プリセットを保存すれば、ワンクリックで、そのプリセットの書き出しができるので便利です。
何回も書き出す場合、毎回書き出し設定を行うのは大変ですよね。笑
書き出し設定をプリセットで保存する方法
レンダーキューの中にある出力モジュールの横にある下矢印をクリックします。
ポップアップのテンプレートを作成を選択してください。
出力モジュールテンプレートの新規をクリックします。
テンプレートとして保存したい書き出しの設定をしてください。
ちなみに、書き出したファイルにオーディオを入れたくない場合、書き出し設定の一番下にあるオーディを設定の部分をオーディオ出力オフにすると、オーディオなしで書き出せます。
最後にテンプレートの名前を決めます。
任意の好きな名前で大丈夫です。
そして、OKをクリック。
もう一度、先ほど出力モジュールの下矢印をクリックしてください。
そうすると、先ほど決めた名前の書き出しプリセットが追加されています。
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まとめ
アフターエフェクトから背景透過で書き出す方法は以上になります。
プリセットなど、覚えておくと便利な豆知識も紹介しているので、ぜひ活用してみてください!
また、YouTubeで使用できるテキストアニメーションを作成しています。
エンディングなど手軽にできるような素材を準備しているので、よかったら覗いて頂けると嬉しいです!
随時素材は、更新しています!