プレミアプロの動画編集で、撮った動画素材が影になっていたり、白とびした時に役立つカラー補正の方法を紹介します。
動画をレトロな雰囲気に仕上げたり、映画風に仕上げたりとワンランクアップな動画編集の方法も、参考にいていただければと思います。
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目次
プレミアプロのカラー補整のやり方
- プレミアプロ[編集]から[カラー]に変更して、 Lumetriカラーのパネルを表示させる。
- [ウィンドウ]→ [Lumetrisスコープ]を選択して、ソースパネルにLumetriスコープを表示させる。
- Lumetriスコープの画面を右クリックして波形タイプ→YCクロマなしに変更する。
Lumetriカラーのパネルとは?
Lumetriカラーのパネルでは、主に基本補正とカーブを使っていきます。
パラメーターの数値を変えることで、動画の色味を変えることができます。
Lumetriスコープとは?
波形(YCクロマなし)
Lumetriスコープが表している緑色の波形は、光の強さを表しています。
左側の数値0~100とありますが、0より下は黒く影になり、100より上は白く飛んでしまいます。
0~100の間を均等に波形が表しているとベストな光の加減です。
パレード(RGB)
Lumetriスコープの画面をを右クリックして波形(YCクロマなし)からパレード(RGB)に変更すると、動画の色味を表す光の三原色の波形が表示されます。
三色均等に同じレベルにすると綺麗な動画になります。
明るさを調整する
明るいところと暗いところのコントラストをはっきりさせます。
Lumetriスコープの画面をを右クリックして波形(YCクロマなし)を表示します。
Lumetriカラーのパネルの[カーブ]→[RGB]のタブをクリックして表示します。
- Lumetriカラーの白色を選択
- RGBカーブの棒線をLumetriスコープの波形を見ながら調整する。
RGBカーブの右上を左にずらすと明るくなります。
RGBカーブの左下を右にずらすと暗くなります。
Lumetriスコープの波形が上が90~100に下が0~10ぐらいになるように調整してください。
S字のようなカーブにすると光が均等になり綺麗な動画になります。
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色合いを調整する
色味のバランスを調整していきます。
Lumetriスコープの画面を右クリックしてパレード(RGB)に変更します。
Lumetriカラーの赤・青・緑をそれぞれ選択して、三色バランスよくなるように調整してください。
映画風の映像やモノクロの映像を作りたい時には?
動画の編集を昔の映画風にしたり、モノクロにする方法時は、カラーグレーディングを使います。
- プロジェクトパネルの[エフェクト]を選択
- Lumetriプリセットを選択すると、右にプリセットのサムネイルが表示させるので、適用したいものを選んでクリップにドラッグ&ドロップする。
こういった昔の映画風に仕上げることも可能です。
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まとめ
プレミアプロで、カラー補正の方法や映画風に仕上げる方法の紹介については以上になります。
カラー補正をすることで、動画素材の撮り方にミスがあってもある程度はカバーできます。
カラーグレーディングを使うことで、動画の一部を映画風にしたりと、動画のアクセントにも使えておすすめです。
もっとプレミアプロについて詳しく勉強したい方は、おすすめの勉強方法についてまとめた記事があるので参考にしてください。
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基本から学びたい方は、ぜひ参考にしてください。